久しぶりにあなたの隣。
ちょっと衝撃的…

最近逢わないなって
思ってたとこだったから
変に緊張して

肝心なプレート裏返すの
忘れちゃって怒られた…。

でも最初に乗ったときのこと
覚えててくれたみたい。

その前も、
初めて乗る前に
最初の方の学科で
１時限しか逢ってなかったのに
覚えてた。



やっぱりそう言うのって
うれしいね。

でも、なんだか
久しぶりすぎて…。
やっぱりうまく話せなくて
うまく返せなくて

家に帰る道のり
ずぅっとそのことばかり考えてた。


だってあと１時限しか残ってなかったから
聞きたいこといっぱいあったのに
なにひとつ聞けなくて。


いつの間にか
終わっちゃってた。

最後の日。
さすがに２日続けてなんて
無理だろうから
あきらめてた。

二輪のほうが多いから
室内で会わなきゃ
無理だろうなって思ってたのに


配車された車のとこに行ったら

いたよ。


なんでいるんだろう。
おはよって声かけて
がんばれよって言ってくれる。

教官だから
当たり前のことだけど。
なんでいたの。


あきらめてたから
余計に胸が高鳴って

平常心を保つのが
やっとだった。



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試験当日。


最後の最後に。
またあえてよかった。

試験官がその人で。

でも、だめだね。

やっぱり私は、そう言う子だから。
もう一人いちゃうと
余計縮こまっちゃうし
ほんとごめんなさい。

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目があうとね
あなたはまっすぐに
見るから。
思わずそらしちゃうんだよ。

でも…。

ほんとは見つめたい。
やっぱり
隣じゃなくて目の前にいたら
目が合う時間が
長くて、

ほんとうに
ほんとうに


大好きになってしまう。

忘れられなくなってしまうから。


大好きなんだよ。


今日、ひそかに確認してた
あなたの左手。

見えなかった指輪。


それは本当なのかな。



それなら、気持ちだけ
伝えたかった。

どうしてだろう。
恋の始まりと終わりが
同じ時期なのは。

気付くのが遅かったのかな。

最初はあなたの事
あまり気にしていなかったから。
と言うか
気づいてなかったのかもしれない。

きっかけは
あなたのあの一言。

あなたには何気ない
いつものような感じで
言った一言なんだろうけど。

「自分の思うように、自分の運転をしなさい」

今までの自分の性格や人生
なんだかその一言で
全部洗い流された気がする。


だからかな。

すごく心に突き刺さってる。
どうしても
忘れられなかった。

その後も
目で追って。
前向いてなきゃいけないのに
あなたを見たくて。


話したくて
必死に会話を考えて…



でも、私はこんなだから
あなたを楽しませることも
安心させることも出来なくて。


終わって、
帰ってきたら
いつもいつも後悔が募るだけ。


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ちょっと続く。

あがり症をなんとかせねば…！

教習所に来ただけで
気持ち悪くなるとか
どんだけだよ…！！

ぐえぇぇぇ……´д｀

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